「人にはしづらい不妊の相談」
不妊の相談をしに病院へ行くと、たいていの場合、まずはじめに「タイミング指導」という両方がとられます。女性の身体には、排卵期といって、いちばん妊娠しやすい時期があります。これは、基礎体温を測ることでだいたいつかめますので、いつ性行為をしたら赤ちゃんができやすいのか、ということを、病院のほうで指導してもらいながら、そのタイミングで性行為をして、経過をみるという方法が「タイミング指導」なのです。「いつしなさい。」と他人に言われるのは気恥ずかしい感じがしますが、不妊治療の現場では当たり前に行われている治療なのです。テレビで結婚2年を過ぎても妊娠しないために、不妊外来のある病院へ不妊の相談に行った人が出演していました。結果、夫婦共に調べてもらっても原因がなにも見つからなかったそうです。妊娠というのは本当にタイミングという感じがします。何年も妊娠しなかったのに、ある日突然妊娠するということもあります。うまく受精してもしっかり着床しなければいけないし、そう考えると妊娠するということは奇跡的なことなのかもしれません。
結婚して5年が経ったけれど、子供に恵まれない高校時代の友人から不妊の相談を受けました。実は彼女は2度流産をしていて、不妊治療を行っているとのこと。不妊というのは人に言いづらく、また相談する相手を選ぶものです。友達も悩んだ末、私に相談したということでした。私は正直に話をしてくれた友達をとても大事な存在に感じました。不妊で悩んでいる女性は思っている以上にたくさんいます。もっとオープンに相談ができる環境ができれば、たくさんの女性が救われるように感じます。会社の同僚から不妊の相談を受けました。結婚してから3年もたつと子供はまだかという声が多くてとても嫌になっているそうです。自分でも焦っているのに追い討ちをかけるような言葉を言われるとつらくて涙が出ると言っていました。今までは自然に任せていたけど今度は病院に行って不妊の相談をするそうです。私も専門の人に見てもらうのが間違いないと伝えました。不妊の相談をすることで気持ちが楽になって体がいい状態になることを祈ります。